フィリピンが初めての人は「さすがにそこまで不味くはないだろう」「野菜があれば大丈夫」だと、フィリピンの食環境について、なめた考え方をとるひとは少なくない。
しかし、いざ現地へ行くとその甘っぽさ、脂っこさ、緑色の少なさに三食のフィリピン料理に途方にくれる。また、フィリピン料理でなくとも韓国系の学校であれば毎回出てくるキムチや料理そのものの辛さに体調をくずす日本人が多い。
多少費用を出しても日本食か日本食に近い日本人に合う食事が出る学校に行きたい。体調を壊してしまっては、何のためにフィリピン留学にきたかわからない。というような人のために。英語学校にて日本人シェフが料理を作っている学校又は日本食レストラン併設の英語学校をピックアップした。体調を万全にして英語学習に励んでもらいたい。
日本人シェフのいる英語学校
First English(マクタン島)
一見すると、
- 「五つ星ホテルで働いていたシェフが日本人の口に合う食事を提供」
- 「日本食専門のシェフが作る美味しい食事をいただけます。」(http://ryugaku-cebu.com/wp/school/first_english_global_college/)
- 「日本食シェフが作る美味しい食事」(http://www.firstcebu.com/characteristic/)
とあるので、あたかも日本人シェフが作っていそうな雰囲気を醸し出しているが実は、「日本食に関しては日々ルディさんに学びながら作っています。こちらがルディさんです!(http://firstenglish.jp/wp/fegc/wp-content/uploads/sites/2/2015/11/2.jpg)」コテコテのフィリピン人というオチであった。
3年間日本でシェフとして働いていたので腕前は良いらしいが、ここでは日本人シェフという要件に当てはまらないので残念ながらランキング外。しかしながらせっかく調べたので掲載するに至った。ものは言いようである。
ただ、誤解の無いように言っておくが、食堂内には味の目安箱を完備し、毎回生徒一人一人が味付けを評価するシステムでそのクオリティを保持している(【セブ島留学特集第2弾】ホテル滞在型留学からネイティブティーチャーのいる学校まで!まだまだあるセブの語学学校!)。
SMEAG(セブシティ)
ホームページのキャッチフレーズに「専任の日本人シェフがいるのはここだけ」とあるので、間違いは無いだろう。それが本当であれば、本記事で他にチョイスした学校はFirst Englishのようになんちゃってシェフかウソの広告を出している可能性がある。下記で随時検証していきたい。
HOWDY(マンダウエ)
フランス料理シェフの日本人が厨房のトップに立っている。それと同時にキッチンインターン生を随時募集しているので、そのこだわりようは真剣そのものだ(キッチンインターン募集中!そんなキッチンインターンの一日を追ってみた。 – HOWDY BLOG)。フランス料理のような高級な味が日本人の毎日の舌に合うかどうかは別として。
PINESクイサン(バギオ)
韓国系英語学校だが、韓国人シェフはおらず、今は日本人シェフを雇用(【学校訪問記】バギオ PINES クイサン校 – フィリピン留学プラス(http://ryugaku-plus.com/?p=5854))。
フィリピン留学パインス(PINES)はバギオにある一大総合語学学校
Bayside English Cebu(マクタン島)
First Englishをランクインさせるのであれば、このBaysideも入れるべきであろう。日本食レストランで6年間勤務したフィリピン人シェフが食事を担当(Bayside English Cebuホームページ:http://bayside-english.com/about/)。現在は学校自体が消滅。
【闇】フィリピン留学ベイサイド・イングリッシュセブの乗っ取り、裏切りからの刑事訴訟
日本食レストラン併設の英語学校
CAEA(セブシティ)
キャッチコピーは、「ホテル、学校、日本食レストランは三位一体です。」。自社ビル内にそれらを設置。レストランはんにゃは24時間オープンでいつでも、お蕎麦やエビフライ、しゃぶしゃぶが味わえる。運動不足も伴って、体重増加必至か!?
朝食は留学費用にコミコミ、昼食と夕食は、それぞれ4週間10,000円で1食260ペソまでをはんにゃで食べる事ができる。つまり昼食と夕食プランを申し込むと合計4週間で20,000円になる計算だ。
MBAオリジナル校(セブシティ)
二つあるうちのセブシティの方の校舎にレストランAJITOがある(【レストランAJITOの楽しみ方】)。ここも朝食は留学費用に含まれていて、昼食、夕食は別料金である。
セブ留学「MeRISE」(旧マスターオブビジネスイングリッシュアカデミー(MBA))
フィリピン留学、日本人シェフ、日本食レストラン併設まとめ
やはり、快適な留学生活をということで、マクタン島、セブシティの英語学校が多数ランクインした。確かに体調を崩すことなく留学を終えることも重要であるが、日本食=コスト高になり、それは私たちの留学費用に跳ね返ってくることも忘れてはならない。
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