フィリピン留学

マニラ留学の学費を学校別に単価算出!1人部屋の場合の最安校を決定【2020年版】

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フィリピン留学とひとえに言っても、授業のカリキュラムや食事のバラエティ、授業を受けるのは個別ブースかオープンスペースか、グループレッスンの有無などなど、挙げだすときりがありませんが、語学学校によって実に様々です。

 

今回は以前も記事にしたセブ留学語学学校の1人部屋記事の最後にオマケ的な感じで記載していたマニラ留学の1人部屋について別途本記事を立ち上げて、その学費を各語学学校を例に挙げて比較していきたいと思います。

格安一人部屋のあるセブ留学。日本と変わらないプライベートなフィリピン留学を過ごせるのはココだ。
セブ留学で安いのは複数人部屋だけ。いつしか、そんなスタンダードが業界では広まっています。たしかに宿舎を複数人部屋にすると、経営的には一人分のコストで5人、6人分の収益を期待できるのであるから実においしい話でもあります。 格安だから...

 

単価の計算方法に関しては、過去記事同様、一日4時間マンツーマンレッスン4週間料金を4h×20日=80で割り、1時間あたりの金額を算出しています(10の位切り捨て)。ちなみにグループレッスンやナイトクラスの数は授業数に含めていませんのであしからず。

 

1人部屋、ドミトリーを含めたフィリピン留学学費比較記事はこちら。

>>格安フィリピン留学を全英語学校(マニラ・セブ等)から一時間あたりの費用で徹底比較。厳選した一番安い10校2019年版【知って得する】

 

新興語学学校「クオール」

クオールの校舎外観

マニラの本命クオール。出来ては潰れ、出来ては潰れていく、マニラ留学業界に新規参入。その後も順調に学校を運営を続けています(1人部屋D(スーパーエコノミー)基本料金プラン)。

  • Quooll生徒寮
  • 1人部屋D(スーパーエコノミー):4時間マンツーマン授業/4週間99,000円
  • 1時間あたり1200円(2020年1月現在)

 

このクオール、以前は4週間129,000円だったのですが、本記事のためホームページの料金表を再度チェックしたところ、な、なんと1人部屋Dスーパーエコノミープランが追加されていました。

 

価格も79,000円とライバル校のEBを抑えて堂々の首位に返り咲き。1時間あたり唯一1,000円を切る価格に設定しています。前回のプロモといい、今回の料金改定といい、マニラ留学業界にことごとく旋風を巻き起こしています。

【過去比較】

  • 2019年6月
    • Quooll生徒寮
    • 1人部屋C(エコノミー):4時間マンツーマン授業/4週間 129,000円
    • 1時間あたり1,600円
  • 2019年8月
    • Quooll生徒寮
    • 1人部屋D(スーパーエコノミー):4時間マンツーマン授業/4週間79,000円
    • 1時間あたり987円

 

【関連記事】

 

老舗日系語学学校「イングリッシュブレークスルー(EB)」

EBのビレッジ入り口

クオールの対抗馬のEB。一人部屋で十万円を切る破格のプライス。もう、フィリピンに永住しても良いレベルです(留学費用)。単価算出は4時間プランをベースにしましたが、他にも2時間プラン79,000円もあります。

  • キャピタル校・マギンハワ校・JP校
  • 一人部屋A:4時間マンツーマン授業/4週間99,000円
  • 1時間あたり1,200円(2019年8月現在)

フィリピン留学格安校「EB」の学校寮は事前に全部屋の動画が観れます。

 

韓国系大穴「エムアイティー」

マニラの大穴MIT。マニラというよりかは、もうケソンシティで格安戦争勃発って感じです。韓国系の語学学校ですので、エムケーサという留学エージェントを通す必要があります。直接申し込み可能かどうかは謎です。

 

留学プランは別にドミトリープランもあって、3時間マンツーマンレッスンで50,000円というプランがあります(料金表)。

  • エム-カーサ(エムケーサ協会寄宿舎)シングル:3時間マンツーマン授業/4週間70,000円
  • 1時間あたり1,100円(2019年8月現在)

 

と、ここまでエムアイティーについてまとめたのですが、大きな勘違いがありました。留学エージェントエムケーサのホームページにはG4とかP2とか書いているのですが、このGというのをマンツーマンレッスンと勘違いしていました。ただしくはPがプライベートレッスンの略でした。下記で修正したものを表示します。

  • エム-カーサ(エムケーサ協会寄宿舎)シングル:4時間マンツーマン授業/4週間98,000円
    ※グループレッスンが2時間付いてきます
  • 1時間あたり1,200円(2019年8月現在)

 

2020年1月、料金表を見てみると料金改定があったようです。

  • M-Casa (MQESA協会寄宿舎) シングル★超お得★女性限定 (12週以上滞在者様 限定):4時間マンツーマン授業/4週間77,000円
    ※グループレッスンは付いてきません
  • 1時間あたり900円(2020年1月現在)

 

最強の立地「Wexcel」

ほぼほぼ上記3学校の三つ巴戦になると予想されましたが、念の為、マニラの他の語学学校もノミネートさせてみました。

最近BGCにもブランチを立ち上げ乗りに乗っているかのようにみえるウェクセル(ミニマム6時間授業:留学費用)。ただ、やはりケソン市勢にはとうてい及ばず、2倍近い価格差をつけられて敗退です。

  • ヴィトクルーズ校
  • 個室:6時間マンツーマン授業/4週間260,000円
  • 1時間あたり2,100円(2019年8月現在)

【関連記事】【マニラ留学】都市型フィリピン留学「ウェクセル」で英語とビジネス感覚を感化させる

 

最高級マニラ留学学校「ステップフォワード」

2018年にBGCに開校した新しい語学学校です。BGCだけあって、その学習環境はフィリピン留学最高峰。治安も文句なく良いです。しかしながら、その分学費に跳ね返ってくるのは当然の帰結です。

  • 1人部屋:週30時間マンツーマン授業(例)/4週間309,658円
  • 1時間あたり2,500円(2020年1月現在)

【過去比較】

  • 2019年8月
    • 1人部屋:週24時間マンツーマン授業(例)/4週間409,600円
    • 1時間あたり4,266円

 

学習コースが変則的で他校のように1日単位のスケジュールが固定になっているわけではなく、週単位でカスタマイズしていく仕様になっています(留学コース・料金プラン)。

場所柄短期で留学する社会人の生徒が多いと思われますので、1週間に発音キャンプ、マンツーマンレッスン、グループレッスン、ケーススタディ、プレゼン大会、卒業式をギュッと詰め込んだバラエティに富んだスケジュールになっています。

 

余談ですが、学校のあるトレードアンドフィナンシャルタワーは、PEZAオフィスの近くです。

PEZAビザ(47a2)ダウングレード手続きのためにBGCのPEZAオフィスに舞い戻って参りました。

 

ベーシック・イングリッシュキャンプ(b.E.Camp)

元ネポボマネージャーの伊藤直樹氏が立ち上げた語学学校。メソッドとシラブルの授業が特徴で長年日本人英語学習者をみてきた校長による初心者のためのグループクラス「ナオキクラス」があるのも特徴です(留学費用)。

  • 1人部屋C(2人Bを1人で):4時間マンツーマン授業(基本コース)/4週間167,000円
    ※グループクラスが2時間付いてきます
  • 1時間あたり2,000円(2020年1月現在)

 

【過去比較】

  • 2019年8月
    • 1人部屋C(2人部屋Bを1人で使用):4時間マンツーマン授業/4週間147,000円
    • 1時間あたり1,837円

 

【関連記事】ネポボーディングハウス – フィリピン留学英語学校閉鎖・倒産情報【裏ネタ】

 

バギオ留学1人部屋

ストーリーシェアバギオ校

こちらも十万円台の学費ですが、実はマンツーマン2時間プラスグループレッスン2時間のマジック。グループレッスンを入れていれば最安の称号を手に入れていたのかも知れません(料金・プラン)。

  • ベーシック校舎(日本語使用可)
  • 格安1人部屋A:4時間マンツーマン授業/4週間109,861円
  • 1時間あたり1,373円(2019年8月現在)

 

BECI

バギオ留学の本命BECI。しかし、こちらもストーリシェア同様、1人部屋だと持ち前の格安感ゼロ。グループクラス、ナイトクラスを含めるとかなりの好位置につけていたのですが。

  • 1人部屋:4週間120,000円+4時間マンツーマン授業(SPEED ESL)87,000円
    ※SPEED ESLは他にグループクラス2時間、ナイトクラスが3時間付いてきます。
  • 1時間あたり2,587円(2019年8月現在)

【関連記事】フィリピン留学「BECI」高原都市バギオで英語学習に集中しよう

 

マニラ留学1人部屋まとめ

2019年8月所感

メトロマニラでもケソンシティの3校の接戦がみられた今回の記事。最終的なランキングは下記のとおりとなりました。

  1. クオール:900円
  2. EB:1,200円
  3. エムアイティー:1,200円
  4. ストーリーシェアバギオ校:1,300円
  5. ビーイーキャンプ:1,800円
  6. ウェクセル:2,100円
  7. BECI:2,500円
  8. ステップフォワード:4,200円

マニラ留学の老舗EBが新興のクオールとエムアイティー(新興?)といい勝負をしています。

 

ただ、今回は単価で算出しましたが、絶対的な価格を見てみると、下記のとおりになるので、一概にコスパが良ければ良いというものではありません。

  1. エムアイティー(グループ3時間):70,000円
  2. クオール(マンツーマン4時間):79,000円
  3. EB(マンツーマン2時間):79,000円
  4. ストーリーシェアバギオ校(マンツーマン2時間、グループ2時間):92,628円

 

格安のマニラ留学でさらに格安の1人部屋に泊まる。70,000円という価格は日本の首都圏ですとちょっとした家賃並みの金額になりますので、東京で一人暮らしをしていた人は、例えば仕事を退職し、部屋を引き払い、家賃をそのまま学費に当てはめると、かなりのお得感はあるのではないでしょうか。

 

2020年1月所感

MIT、ステップフォワードが値下げ、Quooll、b.E.Campが値上げしたことにより2020年のランキングは下記のようになりました。MITがトップに返り咲いていますが、女性限定・12週以上滞在というかなり厳しい縛りがついています。

  1. MIT:900円
  2. Quooll:1200円
  3. EB:1,200円
  4. b.E.Camp:2,000円
  5. Wexcel:2,100円(6時間マンツーマン)
  6. ステップフォワード:2,500円(月120時間マンツーマン)

 

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