日本からフィリピンへ海外送金
フィリピンにいる彼女や現地妻(笑)に日本からお金を送金するのは頭の痛いところだ。ゆうちょ銀行は一律2,500円(2016年4月現在)、大手メガバンクは3,500〜5,500円ほどの送金手数料がかかるからだ。楽天銀行は750円と良心的だが、法人ビジネス口座の開設と海外送金サービスの申し込みが必要なので少々ハードルが高い。
また送金手数料以外にも為替手数料も見逃してはならない。今日の為替が1ドル=100円だったとするとこれを日本から海外への為替手数料計算で使ってはならない。なぜならこのレートは外貨から円へのレート(TTB)であり、円を外貨にして送金する場合のレートはTTSを使わなければならないからだ。
そこで為替レートが1ドル=100円でTTSが102円だった場合、そこには1ドルにつき2円の為替手数料がかかっていることになる。そして場合によっては送金を受け取る現地の銀行が手数料を取ることもあるので注意が必要だ。
その他国々のトランスファーワイズ
- トランスファーワイズを使っていたら税務署から「海外送金等に関するお尋ね」が来た時
- 日本円をタイの銀行口座に海外送金するならトランスファーワイズ一択な件
- トランスファーワイズを使って中国元を中国の銀行口座に海外送金
画期的な海外送金手段トランスファーワイズ(Transfer Wise)とは
そこで登場するのが2011年にローンチされた「TransferWise」だ。今までは日本はサポート外であったのが、今年の3月に日本でも利用ができるようになった。サービスの概要はいわゆる今流行りのマッチングサービスのようなものである。
ちなみに関東財務局にもしっかりと登録されていた。
▽税務署から照会が来る話▽

トランスファーワイズ(Transfer Wise)誕生秘話
創業者はターベット・ヒンリクスとクリスト・カーマン。ターベットがエストニアのSkypeで働いていた時の給料はユーロで支払われていたが、ターペット本人はロンドンに住んでいた。つまり、生活費を口座から引き出そうとするとポンドに両替しなければいけなかった。
一方、クリストはロンドンで働いていたが、エストニアでユーロ支払いの住宅ローンを持っていた。つまり、自身が持つポンドからユーロへ両替しなければいけなかったのである。
彼らは、わざわざユーロからポンド、ポンドからユーロへの両替を疎ましく思い、思いついたのが、両者の口座へそれぞれの国で送金を完結する方法。つまりは、クリストがターベットの持つ英国の銀行口座にポンドを送金し、ターベットは逆に、クリストのユーロ口座にユーロで送金したのである。それがこのトランスファーワイズの始まりである。
利用者のフラストレーションから生まれた会社。TransferWise
例えば、私がフィリピンへ10万円相当分のペソを送金したい場合、まずこのTransferWiseの日本の口座に10万円を振り込む。その後、TransferWiseは10万円に相当するペソを日本の口座にふりこみたい人を探し、互いにマッチングさせるという仕組みだ。ただ、現在ペソは下記の通りであり、まだ、試してはいないが、できない可能性が高い。
フィリピン-フィリピンペソについて
トランスファーワイズはフィリピンの銀行口座にしかフィリピンペソを送金することはできません。
トランスファーワイズは、フィリピン国内に限り国内送金手続きを経てペソを送金することが可能です。
現在、トランスファーワイズはフィリピンからお金を(海外に)送金することはできません。
もし、試して成功したという人がいれば、コメント欄で報告して貰えばと思う。
TransferWiseホームページ:https://transferwise.com/
日本からフィリピンへの送金がトランスファーワイズで可能になった
2018年現在、ついにフィリピンにも日本円の送金が可能になっていたことを確認した。
1,000円で500円の手数料。あれ、手数料高くない?
しかし、100,000円で計算してみると手数料は990円。
これは、手数料の計算が送金額の1%か500円のどちらか大きい方を取るためだ。つまり、5000円までは手数料は一律500円、それ以降は、1%の手数料になる。例えば200,000円だと手数料は2,000円、百万円だと手数料は10,000円という計算。
トランスファーワイズの申込み方法
まずはhttps://transferwise.com/loginへ移動して、「口座を開設する」をクリック。
すると、個人法人の別、メアド、パスワードを選択又は入力する画面が出てくるので、選択及び入力後、「口座を開設する」ボタンをクリック。
すると早速、「いくら送金されますか?送金される金額と通貨をご指定ください。」という表示の下に、送金する金額、手数料の内訳を表示、受取人の受取金額等の本格的な表示が出てくる。
え、もう送金できるの?と驚きを隠せないが、まずは、ポンドとユーロになっている通貨表示を変更。
送金する金額を円、受取人の受取金額をペソに変更。1,000円の送金で手数料が334円。実に30%の手数料をとられる計算。しかしながら前述のとおり、ある程度の少額までは一定の手数料が固定でとられるので、送金の際は高額にしたほうが手数料は少なくなる。
その後手続きを進むと下記メッセージが表示される。
2018年12月29日から2019年1月3日は銀行の非営業日となっておりますため、日本での送金手続き(入金及び受取)は処理されません。期間中に作成いただいた送金手続きは、2019年1月4日から再開されます。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただければ幸いでございます。
日本円からの送金をいただくには1.ご登録のご住所が記載された顔写真付身分証明書の両面と2.マイナンバー関連書類のご提出が必要となります。また、初回で10万円以上、または、2回目の送金手続きをいただくには書類確認後に簡易書留(転送不要)にて郵送する住所確認書類を確認させていただく必要がございます。
さすが日本クオリティの説明責任を果たしているが、やはりマイナンバーが壁を阻む。海外在住者にとってマイナンバーとは避けられない、海外送金の壁なのである。
しかしながら、マイナンバーを登録せずとも、書留郵便だけで海外送金できたという話を最近よく聞くので、新たに規制が入らない今のうちに海外在住関係者はトランスファーワイズに登録だけでもしておくのがベストな判断だ。
コメント
[…] トランスファーワイズは日本から海外送金できるひと味違った秀逸な方法 […]
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