みなさんこんにちはティーケージーです。フィリピンはそろそろホーリーウィーク。何をしようか今から色々考えると楽しみでしかありません。
さて今日はフィリピンはマニラ首都圏、オルティガス周辺のコンドミニアム特集です。
オルティガスの概要
場所と地図
オルティガスというエリア(正確にはオルティガスセンター)はマンダルヨン市とパッシグ市、ケソン市にまたがった少々ややこしい事情のあるビジネスエリアです。
全体の広さは100ヘクタール以上で、それはマカティCBDに続くメトロマニラ2番目に重要とされているビジネスエリアです。エリア内を管理しているのはオルティガスセンターアソシエーションという団体です。
グーグルマップもたまに間違っている場合があるのですが、今回は正しいというこを前提で具体的にその範囲を説明しますと、ショウブルバード通りからエドサ通りを北上、ロビンソンガレリアを右に曲がりオルティガス通りを東へ、その後メラルコ通りへ南下し、再度ショウブルバード通りをエドサ通りへ向かう線を囲ったエリアになります。
出典:ウィキペディア
オルティガス内の主要施設・会社
オルティガスには、多くのショッピングモール、オフィスやコンドミニアムの高層ビル、ナイトライフバー、レストラン、その他の複合施設があります。
商業施設で言いますと、セントフランシススクエア、SMメガモール、ロビンソンガレリア、ポジウム、シャングリラモール、アヤラモールズ30(メラルコ通りの反対側)、スターモール(エドサの反対側)があります。
また、言わずと知れたアジア開発銀行の本部があることでも有名です。
コンドミニアムに関しては、下記のとおりです。
- オークウッドプレミアサービスアパートメント
- シティランドメガプラザ
- ADBアベニュータワーコンドミニアム
- イーストオブガレリア
- コリンチャン
- AICゴールドタワー
- イートンエメラルドロフツ
- サファイア
- グランドエメラルドタワー
- エクスチェンジリージェンシーレジデンス
- ホライゾンコンドミニアム
- パークシャトーコンドミニアム
- セントフランシスコンドミニアム
- シャングリラコンドミニアム
有名どころの会社と言えば、サンミゲル本社、ジョリビー本社、HSBCのフィリピン支店、米老舗建設会社パーソンズ・ブリンカホフ(Parsons Brinckerhoff)、豪シンクレアナイトマーズ(Sinclair Knight Merz)、カナダが本社のWSP グループなどの著名なエンジニアリング会社のフィリピン事務所もあります。
平米単価10万ペソ前後のオルティガス周辺コンドミニアム
シティランドメガプラザ(City & Land Mega Plaza)
比較的お手頃価格で開発を行うシティランドのコンドミニアム。実は以前、部屋を借りようかと見て廻ったことがあります。
立地は申し分ないロビンソンズガレリアの真裏。距離的なことを考えると、以前紹介したロビンソンズプレイスの真横に建つアドリアティコプレイスに似ています。
ただ、建物自体がかなり古く、エレベーターも全く洗練されていないので、ホール前で20分待ち、30分待ちはザラです。
これは以前、安い賃貸物件がないかとオルティガスを見て回った際の写真。このエリアで家賃10,000ペソ+共益費1,100ペソはかなり安いです。また、実際に部屋を見てまわったりもしましたが、風通しが悪い部屋が多く、住む場合はエアコンがないと厳しいかなという印象です。
ちなみに、かなり古いので現在出回っているのはすべて中古案件というのも購入する場合は、念頭にいれておきたいですね。
グランドセントラルレジデンス(Grand Central Residences)
ショウブルーバードとエドサの交差点にある、これもシティランドのコンド。便利な立地なだけに、騒音が気になりますが、知り合いのマレーシア人いわく、騒音はそれほどないと言っていました。
スターモール、シャングリラモール、メガモールなど、いずれも徒歩圏内です。
そしてそのグランドセントラルのそば、エドサを一つ路地に入ったエドサと平行に走るSierra Madre通りはかなりローカル色の強いとおりです。こういうのが好きな人にはたまらない立地でしょう。
パインズピーク(Pines Peak)
ここまで来ると、ベテラン在住者のかたに「そこはもうオルティガスじゃないだろ」とお叱りを受けそうですが、ボニ駅近くの、これもシティランドの物件です。
この辺りはコンド密集地で部屋選びを間違えると、その時は風通しや日当たりが良くても、後々真どなりに別のコンドが建って景観が損なわれる恐れがあります。
数年前に見に行きましたが、安い割にはエントランスも広く、お買い得でした。あと周囲にコンビニができれば100点なのですが。
グリーンフィールドに建つコンドミニアム
平米単価10万ペソ前後のコンドの紹介の後は20万ペソ前後のコンドを紹介というのが普通の流れですが、私の担当(!?)は格安コンドのみですので、ここからは趣向を変えて開発エリアに建つコンドを紹介します。
グリーンフィールドという開発エリアはエドサとショーブルーバードの角地にあるエリアです。このブログでも何度か紹介しました。
- マニラの新興開発エリア「グリーンフィールド」にあるフライドヌードル屋を直撃
- ヤマハカフェは日本で憧れだったSRがフィリピンで新品で買える唯一の場所
- オルティガスの開発エリアにあるRamen Barを突撃取材
そのグリーンフィールドに建つのが下記のコンドミニアムです。上から順にエドサ寄りになっています。OLXへのリンク付き。お値段ははやりそれ相当の値段がしますので、この記事ではあまり解説するのが憚られます(笑)。
キャピトルコモンズにある天空のコンドミニアム「インペリウム」
すこしエドサから離れますが、カピトリオの近くのキャピトルコモンズ。モールが敷地内、ゴルフ場が近くにあり便利です。
圧巻はその中心地にそびえる円形の優雅なコンドミニアム「The Imperium」。正直、凡人には買える値段じゃありません。現在販売されているペントハウスは1億ペソ近くするので、途方もない金額です。
大きな窓が全方向に張り巡らされていて、採光性抜群の室内。
窓の向こうをご覧ください。おそらくアンティポロ方面の山々が一望できます。
円柱状の形態がその抜群の採光性と景観を実現しています。
「これはクルーザー内の写真ですか」「いいえこれは最高級コンドミニアムThe Imperiumに5つあるうちの1つのバスルームの写真です」
都会の雑踏の中の田舎の喧騒
こちらはすこし変わり種ですが、ビレッジ内の低層コンドミニアムやタウンハウスを購入するのも、ある意味ありかないと思います。ビレッジ内であれば、安全は比較的担保されていますし、ローカルレストランもあり、食事にはあまり困らないです。
ビレッジによってはバスケットコート、テニスコート、プール等のスポーツ施設もついているところもあるので健康的です。
そして、ここで紹介するサンアントニオビレッジ。マカティ住みならパソンタモあたりのエリアを思い出すかも知れませんが、このオルティガスにもサンアントニオビレッジがあります。
場所は、以前EIENという語学学校のあったビルの近く。南咲という高級日本食レストランが近くにあります。
最近は音沙汰がないので潰れたという噂も。
ビレッジ内はかなりフィリピンフィリピンしていて、オルティガスのオフィスビル群をちょっと入ると目に入る光景に一瞬ほっこりさせられます。
ちなみに私は、昔ポケモンゴーをこのビレッジの北端でやっていました。ポケモンジムがあるのです(笑)。
ただ、現在は賃貸と土地建物しかOLXでは出ていませんね。
日本人も安心して子育てできる「カリフォルニアガーデンスクエア」
このカリフォルニアガーデンスクエアも少しオルティガスから離れていますが、この機会に紹介しておきたいと思います。
知り合いが住んでいるということを聞いて初めて知った隠れ家的コンドミニアム。しかしながら、知人曰く「マカティでは子供を遊ばせることのできる安全な空き地が無い。ここならコンドの敷地内で子供を遊ばせることができる」というふうに子育てするには絶好のコンドだと思います。
部屋はメゾネットタイプの大部屋が主流です。敷地内も洗練されていて、車が通るものの危険な感じはありませんでした。
敷地内に日本食レストランもありますし、エントランスを出てすこし左にあるくとラーメン屋さんもあります。
オルティガスセンターのはじまり
オルティガスセンターは、アウグスチヌス司教教会から引き継いだ4,033ヘクタールの「Hacienda de Mandaloyon」というエリアとして当初は始まりました。次の年に、ビジネスパートナーにいくつかの変更があり、その後、1931年7月10日、オルティガスセンターは株式による限定パートナーシップとして「Ortigas, Madrigal y cia., S. en C.」(スペイン語でsociedad comanditaria por acciones)を設立しました。
そのパートナーシップの当事者としてフランシスコ・オルティガス(Francisco Ortigas(Don Paco))、ビンセント・マドリガル(Vicente Madrigal)、B.C.M.ジョンストン(B.C.M. Johnston)、フルジェンシオ(Fulgencio Borromeo)、クリデ・A・デュイット(Clyde A. Dewitt)、マニュエル・L・ケソン(Manuel L. Quezon)が名を連ねました。
オルティガス&カンパニーという会社がその土地を取得したとき、それはまさに荒地でした。 当時の会長兼会長だったフランシスコ・オルティガス・ジュニア(Francisco Ortigas Jr.)をはじめとする経営陣のビジョンは、オルティガスセンターを進歩的な工業用、商業用および住宅用の都市複合体に変えるということでした。
出典:ウィキペディア
コメント
高木様。
またまた物件情報をありがとうございます!
エリアでひかれるのは、やはりBGC,ロックウェル、レガスピー、オルティガスの順番ですね!
あとお聞きしたいことは、共益費や修繕積立金の相場、税金の金額や納め方。それと採光の向きは、日本と違って南は不人気との事ですね!?それを踏まえて私は、南東か、東北かな?と思っていますが如何でしょうか?
あっ!それと、BGCマッキンリーヒルズの美人オーナーから物件をP13000万→P11800万にすると連絡がありました。駐車場付きでバスタブがあり、ベニスグランドキャナルモール横の立地は魅力的ではありますが……。
金額が金額なので冷やかし半分ですが、向こうは本気か?という感じです。
新しい情報をまた期待しています。
橋本様。
>エリアでひかれるのは、やはりBGC,ロックウェル、レガスピー、オルティガスの順番ですね!
そうですねー。ただ、やはりご飯のことを考えるとレガスピが一番かも知れません。ご飯を作ってくれるパートナーを見つけない限り(笑)
共益費などはまた記事にしますねー。
おっしゃるとおり、日差しが強いため南は不人気です。西も最高の夕焼けが見れますが、西日が強いです。万全を期すのであればコンパスを持っていって、さらに数日間無理を言って泊まり込むと良いと思います。
マッキンリーヒルズの美人オーナー良いですね。これを餌にいろいろとできそうです(笑)。
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