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フィリピンの大学留学用サンパロック周辺のユニバーシティベルト街歩き

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みなさんこんにちは。マニラのトンド地区とサンパロック地区がトータルロックダウンになるという風の噂を聞きつけたティケイジイです。

今日はそのマニラのサンパロック近くのユニバーシティベルトという大学が無数に集まっているエリアを2020年の頭頃に散策していたので、その時の様子を久しぶりのお散歩記事にしてリリースしようと思います。

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記事後半には、ある少女との価値観を覆されるような衝撃的な出会いの様子も書きましたので、こうご期待。

 

ユニバーシティベルトで回った大学

上記が今回歩いて回った大学の地図です。回ったと言っても素通りしただけのところもありますので、実際にキャンパス内に入ったわけではありません。歩いた順に番号が付されていますが、下記のとおりです。

  1. サントトマス大学
  2. ファーイースタン大学工学部
  3. マリーチリーズ大学
  4. イースト大学
  5. サンペダ大学
  6. セントロエスコラー大学
  7. ラコンソラチオン大学
  1. ホーリースピリット大学
  2. 聖リタ大学
  3. ナショナルティーチャー大学
  4. ナザレカトリックスクール
  5. マニュエルケソン大学
  6. 少女と出会った場所
  7. キアポ教会

サンパロック

サンパロックの地図

ちなみにサンパロックというエリアは上記のとおり。北はマニラ北墓地、南はクバオから西に伸びるマグセイセイ通り(グーグルマップのまま)近くが境界線となっています。もう少し南に行くと、以前近くに行ったマラカニャン宮殿があります。

【マニラ観光】マラカニアン宮殿(の近く)に行ってみると走馬灯のように点と点が繋がったストーリー

 

サントトマス大学

サントトマス大学前道路

フードコート

フィリピンの土産物屋

さて今回は、ケソンシティ方面からバスでケソンアベニューを通って行きました。サントトマス大学前の歩道橋で降りて歩道橋を渡ります。歩道橋はコンドミニアムの商業エリアへ直結しているので、そのまま中へ。コンド名は、グーグルマップによると「The ONE Torre De Santo Tomas」。その東側には「Immaculate Conception Ladies Hall」というサントトマス大の子女が寝泊まりすると思われるドミトリービルがあります。

 

サントトマス大学のアーチ

そのコンドミニアムを出ると道路を挟んで北のほうにサントトマス大学のキャンパスが見えます。写真は有名な「Arch of the Centuries」。グーグルマップでみると近くに「Plaza Intramuros」があるので、以前行ったイントラムロスのサントトマス大学跡地と関係があるのかもしれません。

天空の城イントラムロス。有名大学や多くの教会があった古の地へ中華街から行ってきました。

 

ファーイースタン大学

Manila University Belt.png
Howard the Duck投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

FEU TECHの校舎

実は今回のサンパロックのユニバーシティベルト散策は、ウィキペディアに載っていた地図に基づいて回りました。Noval通りとS.H.Loyala通りの角っこにあるはずのPUP-Rizalを探し回ったのですが、見当たりませんでした。

上記写真はちょっと遠くて行く予定がなかったFEUの校舎。FEUといっても「FEU TECH」なので工学部系の校舎かと思います。そして今気付いたのですが、近くにPSBAの校舎もありますね。

【関連記事】フィリピンの大学ランキング第83位のPSBA(フィリピンスクールオブビジネスアドミニストレーション)

 

アパート

ちなみにPUP-Rizalがあるはずの角っこは、上記のような感じ。

 

メアリーチリーズ大学

メアリーチリーズ大学外観

メアリーチリーズ大学入り口

S.H.Loyala通りからGastambide通りに入ってしばらく行くとメアリーチリーズ大学が見えてきます。看板をよく見るとシニアハイスクールとカレッジが一緒になっている学校のようです。カレッジは「看護学学士(BS Nursing)」「助産学学士(BS Midwifery)」「呼吸療法学士(BS Respiratory Therapy)」のコースがあります。

 

イースト大学

イースト大学外観

イースト大学も特に行く予定はなかったのですが、Gastambide通りに裏門的なものがありました。

イースト大学前の通り

イースト大学付近のGastambide通りには小さい飲食店が多く、食べ物には困らなそうです。

 

レクト通り・レガルダ通り・メンディオーラ通りの交差点

メンディオラ・ピース・アーチ

複数の通りが交差する交差点。奥にメンディオラ・ピース・アーチが見えます。

大渋滞の交差点

歩道橋からの絵。相変わらず半端ない交通量です。以前、ラコンソラチオン大学に来た際にレガルダ駅から歩いてきたときも排気ガスがすごかったです。

メンディオラ・ピース・アーチの前の銅像

メンディオラ・ピース・アーチの前の銅像。

 

サンベダ大学

サンベダ大学入り口

メンディオラ通りを進み左を向くとフィリピン大学ランキング58位のサンベダ大学があります。サンベダ大学は約10,000名もの学生を有し、西方教会における修道制度の創設者であり西欧修道士の父と呼ばれるベネディクトゥス氏によって1901年に設立されました。

また、実はこのサンベダ大学、ドゥテルテ氏の母校でもあります。

 

セントロエスコラー大学

セントロエスコラー大学入り口

カラテキッド

サンベダ大学の正面あたりには、セントロエスコラー大学があります。ややピンク色のパステルを基調とした校舎の色はどこか乙女チックな印象を持ちます。敷地内にはカラテキッドもあり、ハイソな学生は「日本食はやっぱりカラテキッドだねぇ~」と言っているとかいないとか。

 

ラコンソラチオン大学

ラコンソラチオン大学

ラコンソラチオン大学は以前記事にしたので、詳細は省きますが、友人が政治学の大学院に行こうとして、実際に入学手続きを聞きに行ったことがあります。

フィリピンの大学ランキング2015年ランク外(笑)のラ・コンソラチオン大学

 

ホーリースピリット大学

ホーリースピリット大学

メンディオラ通りからコンセプション・アギーラ通りに曲がるとホーリースピリット大学があります。裏門かもしれませんが。

 

マラカニアン宮殿へ続く道

メンディオラ通り

メンディオラ通りをそのまま南東に進んで左に曲がるとマラカニアン宮殿があります。ドゥテルテ氏はサンベダ大学出身なので、公務の合間に母校に立ち寄ることもできる距離です。

【マニラ観光】マラカニアン宮殿(の近く)に行ってみると走馬灯のように点と点が繋がったストーリー

 

レガルダ通りへ

路地

セントロエスコラー大学とラコンソラチオン大学の間にある路地。私はこんな路地が大好き。

サリサリストア

ローカルなサリサリストアもあり、学生もたくさん歩いていました。

運河

名もなき川。以前レガルダ駅から来た時にもこの川沿いを歩いた記憶があります。

レガルダ通り

レガルダ通りに着きました。通りを渡って先に進むと教会のようなものが見えます。

 

聖リタ大学

聖リタ大学

教会は聖セバスティアン教会という教会で、その近くには聖リタ大学があります。もちろんミッション系の大学でしょう。

 

ナショナル・ティーチャーズ大学

ナショナル・ティーチャーズ大学入り口

ナショナル・ティーチャーズ大学の銅像

1928年に設立されたナショナルティーチャーズカレッジは私立の非宗派の教育機関です。2018年2月にはアヤラコープが、教育関連投資会社である「ACエデュケーション(AE)」などを通じ株式の96%を取得することを決定しました。

アヤラ教育事業に拍車、教員養成大学買収へ

 

マニュエルケソン大学

マニュエルケソン大学

ナショナル・ティーチャーズ大学をそのまま進むとレガルダ通りに舞い戻ってしまったので、一旦聖セバスティアン教会のほうに戻り、F.R.ヒダルゴ通りへ進みました。しばらく歩いていると右手にマニュエルケソン大学が見えてきました。

1995年からフィリピン経済区庁(PEZA)長官を務め、2016年に退職したリリア・デ・リマ氏がこの大学の出身です。退職理由は明らかにされていないそうですが、最近海外ドラマの24を見過ぎで何か弱みでも握られたのかと一瞬思いました。日本企業からの信頼も厚かったそうで、2006年には旭日重光章を授章したそうです。

「大統領が変わっても、賄賂は許さない」

 

ある少女との出会い

野良犬の親子

マニュエルケソン大学を通り過ぎ、F.R.ヒダルゴ通りをキアポ方面へ歩いているとお犬の親子に出会いました。

 

野良犬の親子

子をかわいがる親。「おーそうかそうか、じゃあ写真を撮ってやるぞ」と写真を撮っていたら、手綱の奥から「えー、何撮ってるのー。私も撮ってー」という声が。

 

素朴なフィリピンの少女

顔をあげると近所のお嬢さん。撮った後は「見せて、見せて」とせがまれました。裏表ないその笑顔に、私の中で衝撃が走りました。外国人を見ても人見知りしない、くったくのない笑顔。

犬の写真をこの記事を書いているときによく見ると、決して健康そうとは見えないのに、無邪気に散歩させている。

マニラの小道を歩いていると、人見知りする子供や度が過ぎる子供にはよく会いますが、こんな素朴な子供もいるのか、でも決して裕福ではなさそうだけど、無邪気に過ごしているんだなと。

「裕福ではなさそう」というのは、日本人の価値観であって、本人にとっては当たり前の生活。よく他のブログやYouTubeで「スラム街の子どもたちの笑顔に元気をもらいました」的なものをみても、「そんなことはないだろう」と思っていましたが、この女の子には元気というか、何か不思議な気持ちをもらいました。

 

キアポ教会

キアポ教会

その後は川を渡って、キアポ教会へ。

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コメント

  1. やまだ より:

    単なる学校巡り記事で終わらせずに、
    街の人との出会い、しかも子供とペットという強力コンテンツで混ぜてくるあたり、
    さすがベテランブロガー感を感じます。

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