インターネットで「マニラ 観光」と叩くとどれもこれも似たような観光スポットばかり。
ただでさえ観光スポットが少ないマニラなのに、同じような観光スポットの紹介サイトですと、行く場所が限定されて、マニラの印象は退屈な街になってしまいます。
今日は、そんなマニラに観光にきた場合に、必ずやっておきたいこと(城壁歩行、マッカーサー、ジャックバウワー、山下将軍、小野田少尉関連)を紹介します。ただの観光スポットではなく、マニラに5年住んだ経験からわかる、通常の観光スポットではない穴場観光スポットを紹介したいと思います。
通常の観光スポットと合わせてご利用いただくとマニラ観光を何倍にも楽しむことが可能です!
マニラ穴場観光では①イントラムロスの城壁を歩くべき
通常で無いマニラの穴場観光スポットの紹介と意気揚々と前述しましたが、1発目は、なんだかんだ言ってもイントラムロスを紹介します(笑)。
16世紀にスペイン人によって建てられた街並みは、おすすめ観光スポットとしてふさわしい異国情緒が漂っています。
イントラムロス内には、個別に幾つかの観光スポットが散らばっています。細かいものを合わせると数十スポットになるかと思いますが、まずは下記のような主要スポットをおさえておけば間違いありません。
- サンチャゴ要塞
- サン・アグスティン教会
- マニラ大聖堂
- カーサマニラ博物館
イントラムロス観光の穴場ポイント
と、ここまでは普通のイントラムロス観光案内でしたが、実はあまりガイドブックや観光サイトに載っていない穴場ポイントがこのイントラムロスの中にはあります。それは「城壁の上を歩く」。
以前も少し言及しましたが、実はイントラムロスの城壁の上は歩けるのです!!
このイントラムロスの南口の近くにある「プエルタ・リアル・ガーデンズ」。ここから城壁の上に出ることができるのです!
さらにさらに、イントラムロスの南口を入って左折し、突き当たりにある「バルアルテ・デ・サンディエゴガーデンズ」ここからも城壁の上に登り、結構な距離を歩くことができるのです!
プエルタ・リアル・ガーデンズ
プエルタ・リアル・ガーデンズはまさに近隣の大学生の休憩場のようになっていました。壁の上に登るとサークルの打ち合わせなどもしていて、ほのぼのとしています。
ただ、それ以外の目新しいものは見受けられないので、観光としては、2番目のバルアルテ・デ・サンディエゴガーデンズに軍配があがるでしょう。
バルアルテ・デ・サンディエゴガーデンズ
バルアルテ・デ・サンディエゴガーデンズは、あまり認知されていない穴場スポットなので、外国人観光客は少なく、日本人ももちろん皆無。地元住民の憩いの場となっているようです。
雰囲気的には廃墟がたくさんあるので、サンチャゴ要塞が好きな人にはたまらないでしょう。
イントラムロスの中がいまいち物足りないという人がいたら、特にドラクエ世代の人は、隠し通路を発見して、攻略本に載っていないルートを歩くようなドキドキ感を味わえること間違い無いです。
マニラ穴場観光では②コレヒドール島の日本語ガイドを聞くべき
マニラの隠れ観光スポットがコレヒドール島です。メトロマニラはマニラ湾の一番奥に位置していますが、このコレヒドール島はマニラ湾のちょうど入り口に位置しています。
このコレヒドール島は、マニラの西48km離れた場所にあります。
コレヒドール島に着くと、バスが数台待機しています。その中で、英語用のツアーバス、日本語用のツアーバスと分かれています。
ただ、日本人が少ない場合は全て英語のツアーになるようですので、あまり日本語ガイドを期待して行ってはダメです。
日本語のツアーではかなり日本人に配慮した説明がされます。
英語のツアーでは、日本を戦いの相手として描写するような説明もあるようですが、日本語のツアーではそのような描写はありません。
実は、英語と日本語で案内が分けられているのは、もちろん日本人の英語力が低いのもありますが、敵対していた戦争国の民族にオブラートに包んだ説明を施すことで、トラブルを避けるためというのも理由の1つです。
日本平和庭園
写真は日本平和庭園の慈母観音像。その他日本兵の墓標などがあり、亡くなった日本兵の名前、出身地、命日、年齢が刻まれています。
日本が占領していた時代の砲台。いたるところに銃痕があり、戦闘の激しさを物語っています。
マッカーサー他
「どこかで見たような気もしますが、まさかこんなところで出会うとは!」という感じのマッカーサーアメリカ極東陸軍司令官(当時)です。
1942年の日本侵攻時に、日本軍陥落寸前だったコレヒドール島からオーストラリアに脱出した場所で、渡豪後に有名な「I shall return.」演説を行っています。
フィリピン人に「I shall return」と何気に使って、ウケをとっていましたが、このような歴史背景があるのは初めて知りました。
マリンタトンネル
島中央に位置するマリンタトンネル。米軍が1922年に兵器貯蔵庫として構築したものを、1942年に日本軍が占領。1945年に再び戦闘の舞台となりました。
戦場となった1945年、米軍を攻撃しようとして行った爆撃が、トンネル内に逆噴射し、ほとんどの兵士が死亡、残された者たちも集団自決し、トンネル内で何千人もの日本兵が亡くなりました。
トンネルに入る前に「光と音のショー」に参加するかどうか聞かれます。別途200ペソかかります。
フィリピンのアメリカ占領、トンネルの開通から日本軍の占領、アメリカとフィリピンが勝利し占領されたコレヒドールを奪取するまでの歴史をトンネルの入り口から出口まで歩いて通り抜けるもので、英語での解説になります。
コレヒドール島を後にする
フィリピンあるあるですが、島内周遊中に勝手に写真を取られて、後で請求されることがありますのでびっくりしないようにしてください。
フィリピンあるあると言いましたが、日本の遊園地でも、ジェットコースターに乗って口を大きく開けた写真を勝手に撮られて出口で請求される手法はありますね(笑)。
また、ガイドさんによっては、チップの要求もあるかもしれませんので、ガイドに満点をあげたいようなガイドさんにはチップをあげても良いかもしれません。
コレヒドール島への行き方、料金、所要時間
基本的に旅行会社のツアーを申し込みます。モールオブアジアから出ているサンタクルーズ号に乗って島までいきます。ツアーによってプランが異なるので、ホテル送迎の有無、追加料金の有無、ランチ料金の有無等をしっかりと確認しましょう。
戦争の足跡や歴史に触れる コレヒドール島ツアー<1日/ホテル送迎付/日本語ガイド/昼食付/貸切プラン有>
マニラ穴場観光では③ディビソリアで爆買いすべき
ディビソリアと中華街はガイドブックに良く乗っていますが、ほとんどの場合、分けて案内されているので、距離的に遠いように思いますが、実はギリギリ徒歩圏内です。日差しが強い場合は、我慢せずタクシーをおすすめします。
ただ、私は未だにどこからどこまでが中華街かがわかっていません。その内マラテ・エルミタ論争のように解決しなければいけない課題だと思っています。
ビノンド教会
大体のマニラに関する観光案内サイトに載っていますが、腰を据えて味わう観光地ではなく、インスタ映えするスポットです。
周辺にはストリートチルドレンもいますので写真をとったら速やかに退散しましょう。
ショッピングモール群とローカルマーケット
実はディビソリアはショッピングモールのメッカでもあります。ディビソリアと言われるエリアには下記のような巨大モールがところ狭しと立ち並びます。
- 999モール
- 11/88ショッピングモール
- 168モール
- ディビソリアモール
- チャイナタウンウォーク
また一歩ショッピングモールの外に出ると、ローカルなマーケットがぎゅうぎゅう詰めで路上で営業をしています。
ショッピングモール、野外ローカルマーケット共々、確かに格安グッズがいろいろと販売されていますが、私がおすすめしたいのはその雰囲気。
これが東南アジアだ!これがマニラだという風景がこのディビソリアで感じることができます。モールオブアジアやマカティ、BGCなどの最先端のマニラをみるのも良いですが、このローカル感を味わうのもマニラ観光の醍醐味であると思います。
ただ、いつも以上にスリやひったくりには注意するのを忘れずに。
マニラ穴場観光では④ジャックバウワーになりきるべき
フィリピンは誰でも許可を取れば銃を携行できる国。コレヒドール島で学んだようにアメリカの文化をこれ見よがしに踏襲しています。
そんな中、マニラ観光的に言及したいのは、射撃場。メトロマニラのいたるところに射撃場があります。ただ、規模的に大きくしようがないので、大体はひっそりと営業を続けているところがほとんどです。
マラテやエルミタなどの観光地にいけば行くほど、射撃場は多くなりますが、おすすめなのは日本人が多く在住するマカティのマカティシネマスクエアというショッピングモールにある射撃場。
マカティシネマスクエアの射撃場はアームスコア・シューティングレンジ(Armscor Shooting Ranges)というのですが、他のブログにもいろいろ情報がアップされていて、何の情報も無い射撃場と比べて、安心度・おすすめ度が高いです。
このアームスコア・シューティングレンジはマカティの他、マリキナに屋外射撃場、セブ、ダバオ、ラ・ウニオンに室内射撃場を運営しているので、射撃事故などを起こして風評被害が起こると経営が危うくなるので、下手な経営はしてい無いだろうというのもお勧めする理由の1つです。
本物の銃に触ったことも見たことも無い日本人がほとんどだと思いますが、マニラ観光のついでに、銃というものがどういうものなのかを知るのも観光の1つだと思います。
アームスコア・シューティングレンジの営業時間、料金、必要書類
- 営業時間:10時~19時
- 料金(銃弾50発):1,000ペソ(ローカル)、1,500ペソ(外国人)
- 必要書類:身分証明書(外国人はパスポート)の提示
▽関連記事▽
マニラ穴場観光で⑤スモーキーマウンテンに行くべきかいかぬべきかはあなた次第
個人的には、先進国の人が興味本位でスラム街に行き、写真をパシャパシャと撮り「スラム街に行ってきたぜ」と周囲に自慢げに話すことはあまりお勧めはせず、行くのならひっそりと内密に行って欲しいと思っています。
しかしながら、マニラのスラム街に行きたい人は、他のブログやサイト等で調べて意地でも行ってしまうので、どうせならこのブログでも紹介したいというのが私の考えです。
バンコクのスラムに行った時の記事はこちら
スモーキーマウンテンの歴史
グーグルでスモーキーマウンテンを検索するとマニラのスモーキーマウンテンが出てくるほど、「スモーキーマウンテン」という言葉は、マニラのそれに普通名称化しています。
マニラの北、トンド地区にあったスモーキーマウンテンは東洋最大のスラムと称され、29ヘクタールの巨大なスラム街でした。
数十年に渡り、マニラ中の200万トンものゴミが蓄積されたそのトンドのスラムは、可燃性の物質が分解されて引き起こされる火事がひっきりなしに生じていて、それによる多数の死者が問題になっていました。スモーキーの異名はこの火事による煙を揶揄して付されたものです。
1993年に、国民住宅公社(NHA)とR-IIビルダーズ株式会社(RBI)との間で合弁事業契約が結ばれ、トンドのスモーキーマウンテンに低コストの住居を設置するプロジェクトが立ち上がり、2007年の8月15日には、最高裁によって正式に、この事業契約は認められることとなりました。
1995年にマニラ北部にあるゴミ埋め立てエリアは公式に閉鎖されることとなりましたが、同地は周辺の埋立地に居住している貧しい人々のための公営住宅地として使用され、埋立地のゴミで生活していた3万人の住まいとして整備され、スモーキーマウンテンとしてのスラム街は一掃されました。
スラムの住民に郊外の再定住地を提供するプロジェクトも政府とNGOによって運営されています。国連ハビタットレポートによると、2000万人がフィリピンではスラムに住み、マニラだけで、その50%に当たる1100万人にのぼると言われています。
マニラ北部のスモーキーマウンテンが閉鎖された1995年、たくさんのスカベンジャー(ゴミあさりをする人々)がパヤタスのゴミ捨て場に移住し、新たなスカベンジャーコミュニティが立ち上がりました。
2007年時点で、8万人がパヤタスに住んでおり、2000年に起こったゴミのなだれは200人ものスカベンジャーの死者を出し、多くの問題が現在でも提起されています。
ドキュメンタリー映画「忘れられた子供たち」
スモーキーマウンテンが日本人に知られるようになったのは、ドキュメンタリー映画「忘れられた子供たち」の影響もあるかもしれません。
マニラ穴場観光スポット⑥ニュービリビット刑務所
もうこれなんてごく一部の人しか知らないのでは無いかというくらい穴場なマニラ穴場観光地。私も、ケソンシティの格安フィリピン留学英語学校「Quooll」のブログ記事で知りました。
【必訪】オトナ♥の格安フィリピン留学のススメ~モンテンルパ編~
ニュービリビット刑務所は、マニラ郊外モンテンルパにある刑務所です。この刑務所はなんとあのマレーの虎と呼ばれた山下財宝で有名な山下将軍が処刑された刑務所。
ニュービリビット刑務所入場料(数年前):50ペソ
※カメラの持ち込み不可
また、刑務所の近くには、モンテンルパ世界平和祈念公園もあり、戦犯とされ処刑された日本人17人の慰霊塔があります。
マニラ穴場観光では⑦小野田少尉の功労に敬意を表すべき
第二次世界大戦後、終戦を知らずに29年間フィリピンのルバング島で過ごした小野田寛郎(おのだ ひろお)少尉。
その小野田寛郎少尉のフィリピンでの功労がマニラ国際空港のそばにある「フィリピン空軍航空宇宙博物館」に、フィリピン空軍将軍宛に書いた手紙と共に、展示ケースにて展示されています。
▽実際に博物館へ行ってきた記事▽
博物館の近くには、リゾーツワールドやターミナルビルもあり、なかなか興味深いエリアになって来ました。
フィリピン空軍博物館の館内
文化遺産コーナー
初期の軍事航空とフィリピン空軍組織の兵器、軍服、ジオラマ、ミニチュア、記念品、写真や絵画等、バラエティに富んだ展示品を鑑賞することができます。
科学技術コーナー
様々な世代の航空機の模型とミニチュア、屋内用航空機が展示されています。また、若い世代のフィリピン人が航空宇宙関連の科学に興味を持ち学習できるようにするためのフィリピン空軍の実験的プロジェクトも閲覧できます。
博物館絵画コーナー
フィリピン空軍の歴史とフィリピンへの価値ある任務が描かれた洗練された絵画の数々を観覧することができます。
航空機公園
歴史的フィリピン空軍の航空機が展示されていて、写真撮影の場として開放されています。
ファンクションルーム
150から200名まで収容できる、コミュニティや社会的イベント用のセミナー、ワークショップ、シンポジウム、展示会、文化交流が可能なイベントホールです。
ミニシアター
小グループで映画鑑賞、セミナー、ワークショップ、展示会、シンポジウムを開くことができる45席のスペースです。
フィリピン空軍博物館の営業時間・料金
- 営業時間:8:00~17:00(月~金)、8:00~12:00(土)
- 定休日:日・祝
- 料金:無料〜20ペソ
- ホームページ:https://www.paf.mil.ph/
ルバング島
ちなみに小野田少尉が発見されたルバング島はミンドロ島の北西、バタンガスの近くです。気持ちコレヒドール島に近いような気もします。
【マニラからミンドロ島】バスとフェリーでの行き方!というか実際行ってみた!(DAY1)
マニラ穴場観光では⑧マイナーカジノでスロットやルーレットの練習をすべき
マニラ観光で最近話題となっているのがカジノリゾート。このブログでも度々紹介している4大リゾートカジノ「オカダマニラ」「シティオブドリームス」「リゾートワールド」「ソレアリゾート」が有名です(関連記事:マニラのまずはこれだけ4大カジノ一覧!!初心者でも観光がてら楽しめます!)。
しかし、それらの紹介は他のブログ記事に任せるとして、この記事ではその他のマイナーカジノへ行くことをおすすめします。実は4大カジノリゾート以外にも、マニラにはたくさんの中小カジノが点在しているのです。
「カジノのゲームをしたいけど、いまいちやり方がわからない」という小心者の人には特にそれらの中小カジノへ行ってもらって、スロットやルーレット、ポーカーなど、こじんまりとしたところで練習してもらえばと思います。
シェラトンマニラベイ(旧パンパシ)
マラテエリアのど真ん中にあるホテル。その中にカジノがあります。カジノの他にもスパや日本食レストラン、ゴルフやKTVもあったりするのでカジノ以外でも楽しめること間違いなしです。
>>シェラトンマニラベイ(旧パンパシ)にあるカジノでのルーレットの遊び方。マラテ・エルミタのど真ん中にありKTVも入るホテルです。
マニラグランドオペラホテル
LRTの駅から直結で行けるマニラグランドオペラホテル。チャイナタウンやディビソリア、キアポも近いのでカジノだけでなく、それら観光地の拠点として宿泊しても良いですね。
ネットワールドホテル
日本食レストラン有り、日本人御用達スパ・マッサージ有り、日本大使館が近いなどなど、日本人に都合の良いホテルです。マカティも近いので、駐在員が良くご飯を食べに来たり、スパに来たりします。
ニューワールド・マニラベイ・ホテル
マニラ歴が長い人は未だにハイアットと呼んでいますが、実は名称は変わっています。パンパシフィック同様、マラテ・エルミタエリアの中心地にあり、ロビンソンプレイスも近いので連日賑わっているホテル内のカジノです。
マニラ穴場観光スポットまとめ
改めてマニラの観光スポットをリストアップしてみると、かなりの確率で戦時中のもの、特に日本と関わりのある慰霊塔や墓石、墓標が数多くあるのに驚きました。
私もフィリピンにきた時は、戦時中の日本とフィリピンの関係などみじんも意識していなかったのですが、現地のフィリピン人と深く付き合うと、何かの戦争の話になるので、自然と戦時中のことは意識するようになりました。
今回はマニラ首都圏限定の観光スポットでしたが、フィリピン全土にはまだまだガイドブックや観光サイトには載っていない穴場スポットがてんこ盛りです。
機会を見て、それらも記事にしていきたいと思います。
参考にしたサイト
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